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【ビフォア&アフター】家事と片づけが絶望的に苦手な主婦がたどりついた「4つの方法」

世界一嫌なものといっても過言ではない

何をどう間違ったか、おしゃれで素敵なライフスタイル雑誌などをつくっているマガジンハウスに入社してしまい、書籍の編集をしている私。
会社のイメージ(?)に泥を塗るつもりはないのですが、告白します。

片づけが苦手です。

掃除も、家のことの段取りも、とにかく家事全般が苦手です。

仕事が忙しくなると、会社のデスクと、家のリビングと、クローゼットが見るに堪えないほど乱れます。

あんまり汚部屋の詳細を言うとドン引きされるのでやめますが、なんとかしたいと思いながら、このトシになるまで生きてきてごめんなさい。

いよいよ藁にもすがる思いで、こんな本をつくりました。

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著者はアメリカ・テキサス州在住の女性、ダナさん。私たちと同じく「家事と片づけが死ぬほど嫌いな、ずぼら主婦」です。

ダナさんちは、キュートな3人のお子さんと、スイートなダンナさんとの5人家族。
そんな彼女が一念発起して、「脱・ずぼらプロジェクト」を始めました。

心強い! ずぼらの星!

これまで私たち「ずぼらさん」にとっては、本屋さんに置いてあるほとんどの片づけ本は参考になりにくかったのです。
その多くが「きれい好きの著者による、スタイリッシュで丁寧な暮らし」であるため、共感しにくかったのですよね……。

いや、だって、わたしみたいな「ずぼら」には無理だもん……。

この「4つ」をマスターせよ!

そこで「ずぼらの真打ち」ダナさんの登場です。
彼女が本書で主張する「片づけの真実」はとても明確で、シンプル。

《1》1週間、必ずお皿を洗う

とにかく、1週間、他は気にしなくていいので、まずはお皿洗いに集中。

え、これだけ?

ダナさんも、
「“バカにするにもほどがある”と思われても仕方がないですが、とにかくだまされたと思って続けてください」
と言います。

「今日は疲れてるし、明日でいっか」とか「1枚だけだし、まとめてやったほうが効率的」などと考えずに、とにかく食事で出たお皿(鍋やカトラリーなどを含む、すべてのキッチンの洗い物)を、その日のうちに片づけます。

不思議なことに、ひたすら「たった1つのこと」だけ実行していると、「家事を習慣にする感覚」がつかめてくるといいます。

それに、少なくともキッチンのシンクがきれいになっていると、それだけで気分が驚くほど上がります。

その実感をつかめれば、次にもう1つ習慣を追加してみましょう!

《2》キッチンの床をワイパーがけする

ああ、これ毎日やるのめんどくさい!

でも、「家じゅうの床」となると範囲が広いので苦しいですが、「キッチンの床だけ」と思えば、少し肩の荷が下ります。

この習慣を《1》の「お皿洗い」に追加し、また、毎日自然にできるまで続けてみましょう。
「お皿洗い」➡「キッチンのワイパーがけ」だけだと、意外と15分程度で終わってしまうものなのですよね。

ここまでくれば、ずいぶんと片づけのペースがつかめてくるはずです。

《3》バスルームの不用品チェック
《4》5分間だけ、家じゅうの床に落ちているものを拾う

最後に、この2つの習慣をプラス。

《3》のバスルームの不用品チェックは、最初は面倒。
だけど、いったんガラクタを捨ててしまえば、その次の日からは1分もかからない作業です。

そして《4》の、床の片づけ。考えるだけでゲンナリですが、これも「5分間だけ」というルールがありがたい。
すべての床のモノを拾い終える必要はありません。
毎日5分だけ。きっちりタイマーで計って、アラームが鳴ったらピタリと止めましょう。

著者のダナさんはこの4つの習慣を、挫折しながらもくり返し、ガラクタで埋もれていた家を、見違えるようにしていきました。

「ビフォア」&「アフター」を大公開!

ここで、ダナさんに見せていただいた、「ビフォー&アフター」をご紹介しますね!(テキサス州にあるリアルなお住まいです!)

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まず、子ども部屋。……ぬいぐるみに占拠され、寝るスペースなくない?
お子さんがいるおうちは、きっと共感度Maxではないでしょうか。
「アフター」はずいぶんスッキリしました。

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こちらはリビング。衣類の山がジャマすぎて、なにがなんだかわかりませんが、「アフター」は明るくていいですね!
暖炉があるのも、アメリカらしくてうらやましいです。

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物置きスペース。見えないからって油断してると、わが家もすぐこんな感じです……。ええ。

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「ビフォア」がなかなかひどいですが、「アフター」は見ちがえるようです! これは見習いたい!

さて、いくつかリアルな写真をご覧いただきましたが、ダナさんの「脱・ずぼらさん」の奮闘記は、こちらの本に詳しいです。

「わー、うちと同じ!」という方にも、「うちはここまでひどくないよ!」という方にも、お役に立てると思います。

このnoteの記事ではご紹介しきれなかったテクニックや、エピソードも満載。
お近くの書店さんで、あるいは、アマゾンのページで、チェックしてみてくださいね。

そして、なんとなんと、『ダ・ヴィンチ・ニュース』でも本書の内容が、連載で読めますよ!

じつは……、小社『クロワッサン・オンライン』の編集部にも「ずぼら仲間」を見つけました。
アラサー男子のご自宅お片づけ顛末、のぞいてみてくださいね。

よおおおし、うちもがんばるぞー!!
『& Premium』(小社刊)に掲載されているような、素敵なおうちにはならないかもしれないけれど、今よりずっと風通しよく、暮らしやすくなるはずです。

わが家の「お片づけの進捗」は、また皆さんにご報告しますね!

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