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寂しさに襲われたときのために。”普段から寂しさを減らしてくれる方法や人をたくさんつくっておきなさい”

Twitterフォロワー20万の大人気の精神科医Tomy先生の新刊『精神科医Tomyの自分をもっと好きになる「自己肯定感」の育て方』では、Tomy先生が自分のことを認められず悩んでいる人たちとのやりとりを通じて、肯定感をもつためのスキルを磨いてもらえるようになっています。今回は、本書の中から、応急処置が必要なほどに”急激な寂しさ”に襲われたときの対処法をご紹介します。

寂しさに襲われるとき

今日のテーマは寂しいときね。そういうわけで今日はこんなお悩みを取り上げてみたいと思います。 45歳、独身男性のアラ・カルトさん。

Tomy先生、はじめまして。私は、自動車メーカーで勤務しています。それなり にいい年ですが、 30代の半ばに離婚し、それからは一人で暮らしています。子どもはいません。今は彼女もいません。幸いにもいい職場でやりがいもありますし、無理な残業もありません。職場にもよい仲間はいますし、たまに遊んでくれる友達もいます。
今のままの生活に不満はありませんが、ふっと「自分はこのまま一人で生きていくんだろうな」と無性に寂しく思うときがあります。趣味も友人もあり、仕事も安定していて言うことはないはずなんですが、このままでいいのかなって思うのです。このときどき襲われる漠然とした寂しさから解放されたいと思うのですが、いった いどうしたらいいのでしょうか。

寂しさの克服って結構難しいところがあるのよね。それはなぜかというと、

人って基本的に寂しい生き物だから。

人間って基本的にコミュニケーションをとって生きる生き物なの。一人でやっていけな いし、誰かを必要とするの。でもさ、人生って長いわけだし、何かの理由で常に周りに人 がいるとは限らないのよね。

特に年をとってくると、新しい出会いは減ってくるし、既知の関係は薄くなっていく可能性が高い。どうしても一人でいる時間が増えてくるものよ。

でも寂しさって急に強く感じたりもするけれど、気がつけば消えてもいくものなのよ。 永遠には続かないわ。そして、何かをやっていれば寂しさは消えていくものなの。なので アテクシとしては、

普段から寂しさを減らしてくれる方法や人をたくさんつくっておく

というのをおすすめするわ。 

「これさえやっていれば寂しくなんかないです」っていうものを最初からもっている人もいて、そういう人はいいんだけど、たいていはいくら好きでもそればかりはやっていられないものなのよ。

そこでこれをやっていれば寂しさを感じないなと思う方法をたくさんリストアップしておく。

すぐに取り組めるものや、気合いを入れて数日取り組むものなど、いろんなパターンに応じて用意しておくといいわね。

たとえばアテクシの場合だと、

原稿を書く

本屋をうろつく

ショッピングモールを歩く

こぎれいな住宅街を歩く

歌を歌う

踊る

料理を作る

海を見る

筋トレをする 

泳ぐ

誰かと旅行に行く 

あえて一人旅をする 

マッサージを受ける 

美味しい料理屋さんを探す 

建物の綺麗な美術館に行ってみる 

映画を見る

などなどね。これぐらいやりたいことがあったら、なんやかんやで気がついたら「今日 も楽しかったわね」と言っておねむの時間になるわよ。

あと、物事だけじゃなく、人。ここが大切。年取ったり環境に慣れてくるとさ、どうし ても新しい人間関係をつくるのが面倒くさくなるのよね。これはダメ。

人間関係ってちゃんと新陳代謝させないと気がついたらどんどん希薄になっていくから、 「おもしろそうな人」「何かピンとくる人」......などとあまり考えすぎず、交流していった ほうがいいわ。

自分の寂しさを紛らせてくれる行為を一緒に共有できる人だとなおいいわね。

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