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寮母あきこって、いったい何者??

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広島の某所で、造船関係の寮の寮母をしているあきこさん。その毎日の料理が、インスタで大人気。フォロワーは13万人を超えています。
当初は、単なる記録としてアップしていたといいますが、そのビジュアルの迫力に、フォロワーが激増。毎日アップを心待ちにしているファンでいっぱいです。

お昼も夜もボリュームたっぷり

寮母というと、住み込みで朝昼晩のごはんを料理する、という姿を思い描きますよね。でも、こちらのあきこさんは、寮の近くの自宅から通い。お昼と夜ごはんを用意して置いておき、お給仕はしません。
寮の皆さんは、近くの作業所から、お昼になると寮の食堂に戻って来て、あきこさんの作った「置き弁」とご対面。

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置き弁とは、ふたをして持ち運ばないのが前提のお弁当のこと。コロナの自粛で学校がお休みになったとき、仕事に行かなければいけないお母さんたちが、子どものために置き弁を作るケースが増えました。

おかずとごはんが置かれているだけだったら、ただの寂しい食卓ですが、お弁当箱に入っているだけで、なぜこんなにもおいしそうに見えるのでしょう! そこには、「楽しく食べてもらいたい」というひと手間と、愛が詰まっているから。

さらに、あきこの置き弁は、体を使って働くガタイのいい男性たちのためのごはん。ボリュームも半端じゃありません。ふたをしなくていいのですから、思いっきり盛ります。横から見ると、なんと!

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なんと!

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迫力ですね。
月曜から金曜まで週5日、毎日、まったく違うごはんが並ぶのは、お弁当ならではのマジックかもしれません。寮で仕事を始めた頃は、丼にしていたそうですが、冷めるとおいしくなさそうだし、作っている自分が飽きてしまって、お弁当に切り替えたとか。

週のなか日の水曜は、なかだるみしがちなので、あっと驚くものを作りたいと、「うどんとおにぎりの日」に決定。おにぎりと言っても、ただモノではない。よく思いつくなと感心するしかない、アイデアおにぎりの数々。

こんなのや、

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こんなのや、

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こんなのも。

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まさに、見てびっくり食べてびっくり。順番に、カニカマと大葉の酢飯おにぎり、厚切りベーコンとじゃがいものバター醤油おにぎり、キムタコおにぎり、です。

夕ごはんはさらにパワーアップ

職場と寮の往復の寮生にとって、楽しみはごはんだけと言っても過言ではない。夜は、ちょっとビールなど飲みつつ、たらふく食べて満足できるものを用意します。誰もが大好きなカレーや唐揚げも、毎回見た目を変えるのが、あきこさんのプロとしての矜恃。とにかく、一目見て、おいしそう! と思ってもらえることを目指します。

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普通のおかずの時は、他に、サラダや汁物や副菜をつけ、時々は、ワンプレートや丼を。何がのっているんだろう、というワクワク感は、大の男も夢中にさせます。

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「こんなの毎日食べたい!」「寮に入りたい!」「作り方教えて!」「まねしたい!」と毎日コメントが殺到するのもうなずけます。

毎日絶対、飽きさせない。これを目標に、次は何を作ろうか、いつも考えているそうです。本人は、かなり少食で細身、御年38歳の女性です。今回出版される初の単行本「寮母あきこのガツンごはん」では、本人写真も公開。

おかずの作り方
はもちろん、調味料の黄金比、サラダ七変化、麺のあれこれ、お弁当の詰め方、驚きのキャラ弁など、参考になるアイデアが満載!
とにかく写真を見ているだけで、盛り付け上手になれそうです。一見は百聞にしかず。食べられなくても、この味を本で体験してみてください。

8月27日発売、予約受付中!

『寮母あきこのガツンごはん』は8月27日発売です。amazonほか、ネット書店で予約受付中です。お近くの書店さんでもご予約できます。

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あきこ*プロフィール/ 
生まれも育ちも、広島県東広島市安芸津。高校卒業後、いくつかの仕事を経てパン屋に入り、職人としてパンを作る。その後、まったく違う仕事がしたくなり、旅館兼寿司屋で働くように。2年半前、たまたま見た求人に応募して採用され、造船関係の会社の寮の寮母に。丘の中腹にある白い一軒家に、夫と猫と暮らす。38歳。インスタは、https://www.instagram.com/akiko.0301/?hl=ja


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