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フォロワー20万人の精神科医Tomy先生が”劣等感に襲われた人”へ伝えたいこと。「そういうときは休みなさい」

Twitterフォロワー20万の大人気の精神科医Tomy先生の新刊『精神科医Tomyの自分をもっと好きになる「自己肯定感」の育て方』では、Tomy先生が自分のことを認められず悩んでいる人たちとのやりとりを通じて、肯定感をもつためのスキルを磨いてもらえるようになっています。今回は、本書の中から、応急処置が必要なほどに自分のことを認められなくなってしまったアナタに送るメッセージをご紹介します。

劣等感に襲われてしまうとき

はい、今日のテーマは「劣等感に襲われたとき」です。というわけでこんなお悩み相談 を取り上げてみたいと思いまーす。高校2年の女の子、となりのハナさんからお悩みいただいております。では読み上げてみるわね。

こんにちは。Tomy先生。今日は私の劣等感について相談したいと思います。私は何の取り柄もない地味な女子なんですが、なぜか友達にはキラキラした子が多いんです。話題も彼ができただの、おしゃれなカフェに行っただの、素敵な服を買っただの、そんなキラキラなものばかりです。付き合いがあるのでインスタなども見て「いいね」とコメントつけているのですが、ふと「こんなキラキラしたみんなと比べて私って何?」と劣等感に襲われて、強烈につらくなるときがあります。一体こんなときはどうしたらいいのでしょう。

うんうん、そういうときってあるかもしれないわよね。一般的に考えると、

・自分もせいいっぱいキラキラしてみる

・自分オリジナルの方法で魅力を作ってみる

などのアドバイスも考えられると思うけど、こういう方法だとどんどんつらくなっちゃ うのよね。なぜかっていうと、

自分と相手を競わせる

という発想を変えずに、何とかしようとしているからよ。これ、テストでもなんでもないんだからさ、誰も比較しなさいなんて言っていないのよね。比較するから、勝たなきゃいけないと思ってつらくなる。

世の中、上には上がいるんだからそんな発想でいることがそもそもつらいんじゃないって話なのよ。そうすると次の段階の解決方法としては、

・気にするのをやめなさい。 

・インスタ見る時間を減らしなさい 

・落ち着いて楽しくいられるお友達と一緒にいなさい

みたいなアドバイスもでてくるわけ。これだとまだ本質に近づいていないアドバイスなのよ。でもね、よくよく考えたら、これができてれば悩まないって話なんですよ。

なので、手っ取り早い解決方法としては、

そういうことで頭がいっぱいなときは体調が悪いので、休みなさい

ってことよ。人間ってさ、体調が悪いとすぐネガティブなこと考えてしまうわけ。そし て体調や機嫌がいいときは、そんなことツユにも思わずハッピィ!なのよ。今までの自分を振り返ってみたらそうでしょ。さらに言えばさ、

人間の考えなんてコロコロ変わっている

のよ。もうそれは数分ぐらいで考えなんてコロコロ変わっているの。
雨が降っていたら悲観的になるし、晴れ間が見えてきたとたんに楽観的になるし、彼氏からLINEが来たらうれしくなるし、旅行の予定でも入ったら天まで舞い上がる、そういうものなのよ。

特に、寝不足だったり血糖値が下がっていたりすると劣等感なんてMAXになんのよ。 だから眠かったらちょっと寝るといいし、ちょっと甘いものでも食べたらいいし。

とりあえず疲れてる可能性があるから、少し休んでみたら?

それだけで「あれ、さっき私なんであんなに劣等感で悩まされていたんだろう?」って なって解決すると思うわよ。


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