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映画『461個のおべんとう』の原作、待望の文庫化!

 渡辺俊美(TOKYO No.1 SOUL SET)さんによる笑って泣けるお弁当のエッセイの名作、『461個の弁当は、親父と息子の男の約束。』が、5月14日発売で文庫化されることになりました!

 もうご存じの方もいらっしゃると思いますが、この本、2020年秋公開予定で、映画化されることが決定しております!

『461個のおべんとう』https://461obento.jp/
 監督:兼重淳
 今からとても楽しみですね!

 単行本をお読みになった方も多いかもしれませんが、渡辺さん自身の息子さんが高校生だった頃に3年間お弁当を作り続け、その記録を2014年に書籍として刊行したところ、大きな話題を集めました。

 今回は、文庫版特典として、その後、新たに生まれた愛娘とのお弁当物語や当時「息子」だった長男の成長模様を描いた書き下ろし文章も加筆されており、一読した人も楽しめる内容になっております。

「パパの弁当がいい」という息子のひと言から始まったシングルファーザーの怒涛のお弁当ライフ。
「高校3年間、毎日お弁当をつくる!」ことを掲げ、二日酔いの朝も早出の朝も……弁当慣れしない父が作った弁当は
なんと461個!

 お弁当を作っている、あるいは作ったことのある、お母さんやお父さんならこの大変さがわかるはずです。

 編集担当として、渡辺さんにお会いしたのは2019年の12月でした。当時、新たに生まれた愛娘へのお弁当を作り始めている話をされたときです。「ママが大変そうだから、お弁当は僕が作ると自分で言ったんです。僕にはそれぐらいしかできないですから」

 そんなコメントがさらっと出てくる渡辺さんに、同じ子を持つ親として尊敬の念しかありませんでした。

 普段、お弁当作りに奮闘する親御さんに読んでもらいたい、読み返してもらいたい、そんな一冊です。

みんなにも読んでほしいですか?

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