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“M-1 2008優勝”“生粋の漫才オタク”がはじめて語る「漫才論」「M-1論」「芸人論」『答え合わせ』石田明 著(マガジンハウス新書)

ここ数年、すっかり年末の風物詩となった「M-1グランプリ」。今年は令和ロマンが初の2連覇を達成するのか、それとも新たなコンビが優勝をつかみとるのか、楽しみにしている人も多いはず。そうした方々におすすめしたい一冊が刊行されました!

著者は漫才に対する分析が鋭すぎて、「石田教授」とも呼ばれているNON STYLEの石田明さん。「M-1グランプリ2023」で優勝した令和ロマンの髙比良くるまさんも石田さんから薫陶を受けたといいます。

そんな石田さんが「漫才論」をまとめた書籍『答え合わせ』が本日から発売です!

答え合わせ(マガジンハウス新書)

「漫才か漫才じゃないかの違いは何か?」といった【漫才論】から、「なぜM-1ではネタ選びを間違えてしまうのか?」といった【M-1論】まで、漫才やM-1にまつわる疑問に石田さん独自の視点で「答え」を出していきます。

・「偶然の立ち話」が漫才の原点
・結局、「ベタが最強」「アホが才能」
・ワイン理論──「くだらない」と言われるボケは強い
・M-1は「じゃんけん」大会から「何でもあり」大会へ
・令和ロマンに授けた「漫才身体論」
・賞レースで「ネタ選び」を間違えるワケ
・なぜM-1で「歌ネタ」は評価されにくいのか?
・「システム漫才」の意外な落とし穴
・YouTube・サブスク全盛期に「舞台」に立つ意味

……などなど、読むだけで漫才の見方が一気に「深化」する知見がぎゅっと詰まった、新たな漫才バイブルです。

最後に、著者の石田さんからのメッセージです!

僕がひたすら持っている「漫才愛」をぎゅっと詰め込んだ一冊です。皆さんが漫才を見てて抱くちょっとした違和感とか、気になるポイントを、できるだけ言語化することで、読んでくれた人により漫才やお笑いを楽しんでもらいたいと思って書きました。まさに今の僕の「答え合わせの書」です。
石田明

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