【谷原章介考案レシピ公開】売れ筋ランキング1位の餃子、試してみませんか?
皆さまのおかげで、Amazon売れ筋ランキング「男の料理」部門1位 (2023/4/24-27)を獲得しました!
谷原章介さん初レシピ本の、はじまり
さぁ、初めてのレシピ本に一体どんな料理を掲載しましょうか?というところから取材が始まった。すぐに谷原さんからスマホで撮りためた自作の料理画像が2000点届く。200点ではない、2000点。いや、膨大すぎるし、彩りも盛り付けも和洋中のバリエーションも豊富すぎる。そして同じ料理が出てこない。いやいやプロ級の腕前とは聞いていたが、もはやプロじゃないか! 和食だけに絞るか、時短メニューでまとめるか、肉や魚といった食材しばりにするか……。
話し合いの結果、2023年時点の谷原家で人気のメニューだけに絞りましょうということに。確かに「我が家の定番」と言っても、家族の流行りだって変化する。「昔はオムライスがトップでしたが、そこへタコライスが登場。そして、鶏の照り焼き、唐揚げ、ステーキ、フィッシュフライなど、子どもたちは成長とともに味覚も育ち、僕も一緒に成長してきました。ここからレギュラーがどう変化していくのか楽しみです」と谷原さん。
全国どこのスーパーでも売られている食材を使うこと、ベースは簡単に作れるものでありたいけれど、ときには家族のためにひと手間かけた料理も作りたいから時短に縛られないことなどをルールに、50品ほどに厳選された「究極の定番」レシピが出揃った。
そして嬉しいことに、みなさまのおかげでAmazon売れ筋ランキング「男の料理」部門で1位を獲得。とはいえ男も女もない。老若男女、皆さんに作っていただけるレシピを収録しておりますのでご安心ください。
10人家族の餃子作りは、個数も具材もちょっと違う!
悩みに悩んでカバーに決定したのが、いまや国民食と呼ばれる餃子。パリッ、モチッ、ジュワ〜の三拍子揃った餃子、大家族の谷原家では一度に80〜100個作るのが当然だそう。撮影現場で手際よく肉だねを作り、スタッフ一同目を見張るほどのスピードで包み、焼く。そしてパッとお皿にひっくり返す。その一発勝負で完成したのが本書カバーの餃子。谷原さん、かっこよすぎます。
そして谷原家の餃子の最大の特徴は「ニラ」ではなく「ねぎ」をたっぷり使うこと。きっかけはニラの代用として、ストックしてあったねぎを使ってみたこと。「あれ!おいしいぞ!」と新たな出会いにつながったそう。以来、万能ねぎをはじめ、長ねぎや九条ねぎなど、たっぷりねぎが谷原家のスタンダードに。
極上レシピを公開します!
●材料/4人分
豚ひき肉 250g
白菜 300g
万能ねぎ 1〜2束
しょうが 1片
塩 小さじ1/2
【調味料】
★鶏がらスープの素 小さじ1/2
★しょうゆ 大さじ1と1/2
★オイスターソース 小さじ2
★紹興酒 大さじ2
★ごま油 大さじ1と1/2
餃子の皮(大判) 約30枚
ごま油 適量
お好みで酢、しょうゆなど 各適量
●下ごしらえ
※白菜、しょうがはみじん切りに、万能ねぎは小口切りにする。
※白菜はボウルに入れて、塩を振って置いておく。
●作り方
1 ボウルに豚ひき肉と★の調味料を入れてよく練り合わせる。
2 白菜から水が出てきたらさらし(または布巾)などに包んで、水気を絞る。
3 1の肉だねに2、しょうが、万能ねぎを加えて混ぜる。
4 餃子の皮で3を包む。
5 フライパンを温めごま油をひいて、4の餃子を並べて中火で焼く。
6 ひとつ裏返して軽く焼き色がついたら、餃子の1/3〜1/2の高さくらいまでお湯を注いで蓋をし、強火で蒸し焼きにする。
7 水分がなくなったら蓋を取り、ごま油を回し入れてパリッと焼き色がつくまで焼く。お好みで酢、しょうゆなどで食べる。
餃子のほかにも谷原章介さんが家族のために繰り返し作ってたどり着いたレパートリーは、嘘なくどれもおすすめばかりです。
詳しい本書の紹介はこちら。
この一冊が、皆さんの晩ごはんのお役に立てますように。
(編集T)