TBSラジオ人気Podcast「となりの雑談」のエッセンスをギュッと凝縮した人生の指南書『過去の握力 未来の浮力 あしたを生きる手引書』ジェーン・スー × 桜林直子 著
突然ですが、こちらをご覧ください。窓から見える景色。あなたの目には何が飛び込んできますか。
うさぎさんの目には家が映り、かわうそさんは地面に転がる石ころを見る。同じ景色でも、同じ出来事でも、同じ言葉でも、楽観的にポジティブに受け止める人もいれば、悲観的にネガティブに受け止める人もいます。人それぞれ、受け止め方、感じ方はずいぶん違うものです。
本書では、そんなふうに「見えている世界」が異なるジェーン・スーさんと桜林直子さんがじっくり丁寧に言葉を交わすことで浮き彫りとなった「生きるヒント」をまとめたものです。TBSラジオ人気Podcast番組「となりの雑談」のエッセンスをギュッと凝縮し、二人の掛け合いパートと、それぞれの一人語りのパートによって構成しました。
編集しながらも、たくさんの発見がありました。たとえば本書にはこんな項目が並んでいます。
どれもこれも、ハッとさせられることばかりですが、多くの人が活用できそうな項目を一つ選ぶとしたら、サクちゃんの「わたしの中の平野レミさん」がおすすめです。「自分の性格のせいでうまくいかない」ことが多かったというサクちゃんが編み出した方法。それは、自分にないキャラクターをよそから「お借り」してきちゃうというものです。
「私の正攻法」としてスーさんが実践していることも、「たしかにその通りだな」と深く頷きながら編集しました。太字にした箇所を、ここではいくつか紹介します。
ものの見方や受け止め方が違う二人が言葉を交わすことで、それぞれの視点から見えてきた「より楽しく快適に生きる」方法。「あしたを生きる」方策が満載の本書、お手にとっていただければ幸いです。
本書の詳細はこちらより。