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50万部超のベストセラー!勉強法の金字塔『「1日30分」を続けなさい!』が新書版で復刻!「プロローグ」を公開!

勉強法ブームをつくった『1日30分を続けなさい! 人生勝利の勉強法55』(古市幸雄/著)が<マガジンハウス新書>としてアップデート!! 
スキルアップはもちろん、多くの人の夢を叶えてきた“実践的勉強法”がたくさんつまった一冊です。
新書版の発売を記念して、「プロローグ」の一部を公開します!

プロローグ「1日30分」を続けるだけで、夢が現実になる

お客さんに謝らなければ……。
これが、この本の出版オファーをいただいた時に感じた正直な気持ちでした(2007年6月、単行本出版)。
なぜなら、この本の原典は、2003年月から私のホームページで『負け犬にならないための勉強法』というタイトルで、1万円の値段を付けて提供していたものなのです。
なんと、この高額の価格にもかかわらず、ネット上だけで500部以上も売れた隠れたベストセラーになってしまったのです。
実は、この勉強法には1年間の完全返金保証を付けていました。「この勉強法を実践してみて、1年以内に成果が出なければ喜んで返金します」と。
ところが、単行本出版までの3年半の間に、返金を求めた人はたった1人。
私に届いたのはクレームではなく、感謝のフィードバックだったのです。
「いままでの勉強法を説いた本は、勉強ができる人を前提に書かれていた。しかし、この勉強法は勉強の習慣がない人を前提として書いている。具体的で他に類のない勉強法」といった内容の感想をたくさんいただきました。
この勉強法を実践することで転職に成功した人、学習の効率が格段に向上している留学予定者など、実践者の成功例が多数寄せられています。

これから私が公開する勉強のノウハウは、机上の空論ではありません。精神論でもありません。なぜなら、精神論では勉強は長く続かないからです。
この勉強法は、私が四苦八苦しながら見出した、現時点でのベストの勉強法です。

かつて私は、報道カメラマンとして新聞社で働きながら留学の準備をしました。
仕事が忙しいために、勉強の時間がなかなか取れず、どうやったら時間を捻出することができるのかを考え続けました。
勉強がうまくはかどらず、自分自身に憤りを感じたことは数知れず。集中力が続かずに自己嫌悪に陥ったこともあります。
生まれつき鼻の通りが悪いために鼻だけでの呼吸が難しく、これが原因で集中力が長く続かないと気が付いた時には、すぐに鼻の手術をしたくらいです。
勉強自体がイヤになって、留学のための勉強を一時期放り投げようと思ったこともあります。いつの間にか机の上で寝ていたこともありました。
でも、このような試行錯誤を繰り返して、なんとかアメリカに留学することができました。
そして、アメリカに渡って分かったのは、勉強量を従来の1・5倍にする必要があるという厳しい現実でした。なぜなら、自分の英語力がほとんど通用しなかったからです。
そこで、英語のスキル向上のために、毎日分間英字新聞を読むことを自分に課しました。読むのをサボった次の日には、前日の新聞と合わせて2日分読みました。
毎日時間以上勉強することは当たり前。ここでも、成功と失敗を繰り返しながら、一番効率よく知識を吸収できる方法を模索しました。

これらの長い勉強経験を集大成して、先の『負け犬にならないための勉強法』に加筆・修正を加えたのが、この本です。
私はここに書いてある勉強法の多くを使って、30歳から英語力を身に付けました。経営学修士号(MBA)も取得しました。今では英語を指導する立場にあります。おそらく英語の発音を教えられる数少ない日本人の1人です。
そして、私のみならず500名以上の方々がすでにこの勉強法を実践し、成果を出しています。ですから、この勉強法は、現場で効果がすでに実証されている勉強法なのです。

ちなみに、私がホームページでも公開している原典のプロローグを以下に引用します。かなり挑発的な文章となっていますが、最初にまとめた時の勢いを知っていただきたく、ぜひお読みください。

あなたの会社内で、「使えない上司」っていませんか?
朝、定時に出社して、ほとんど何も生産的なことをせず、会社に1円の利益をもたらすどころか、逆にマイナス4万円くらいの損失を出している、会社のお荷物になっているおじさん連中のことです。
失礼な言い方かもしれませんが、彼らには「使えない」という言葉がピッタリです。
あなたも彼らのようになりたいですか?

彼らがそのようにビジネスで使えない人間になった理由は明らかです。
退社後は同僚と居酒屋、電車ではスポーツ新聞、帰宅すると缶ビールとプロ野球……。ビジネス書を読むこともなく、セミナーに通うこともなく、向上心はほぼゼロ。会社に入ってから20年、30年が経ち、時代が変わり、ビジネスパーソンに求められるスキルが大きく変わっているのに、ほとんど何も新しいスキルを習得してこなかったからです。
つまり、いままで自分自身にほとんど何の投資もしてこなかったのです。

「投資」と聞くと、金融の投資を思い浮かべるかもしれません。しかし、自分の勉強のためにお金と時間を使い、その結果、昇進や給料アップにつながったり、リストラを回避できれば、これは立派な投資なのです。
こんな控えめな言い方ではなく、金利の高い金融商品が見つからない超低金利の現代では、自分自身への投資が一番リターンの高い投資なのです。
60~70代の方の全盛期には終身雇用神話が今よりも普及しており、会社におんぶに抱っこでよかったのでしょう。しかし、皆さんもご存じのとおり、そんな時代は終わりました。

もう一度繰り返しますね。
会社におんぶに抱っこの時代は終わりました!
まず、これをしっかりと認識してください。
これから少なくとも年は、明日もし会社をクビになっても、次の勤め先をすぐに見つけられる、または独立できる有能なビジネスパーソンになっていなければなりません。
あなたの人生の浮き沈み、ひいてはあなたの大切なご家族の人生の浮き沈みは、あなた次第ということになります―。

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