空き家、築40年超マンションの問題、見て見ぬふりのまま放置していませんか?|NHKスペシャル取材班『老いる日本の住まい』
これ、実はとてもたいへんな問題です
マガジンハウス新書、2024年最初のお届けからなんだか景気の悪そうなお話で申し訳ありません。
ですが、一年の初めだからこそ知っていただきたいお話満載の一冊がこの程発売になりました。
書名はズバリ『老いる日本の住まい』。
副題には「急増する空き家と老朽マンションの脅威」とついていまして、
いまじわじわと社会問題化している日本全国の「老いる住まい」について、
昨年10月1日と8日に放送されたNHKスペシャルの内容をさらに掘り下げて書籍化したものとなります。
この住まいの問題、実は日々よく目にする人口問題に匹敵するくらい根が深く、
それでいて身近な問題だけに、いつ自分に降りかかってくるかわかりません。
2024年、今年こそ「住まい」の問題を解決する年にすると決めてみてもいいかもしれません。
・空き家になった実家の荷物をどうすればいい⁉
・親が認知症で介護施設に入所したため空き家になってしまった!
・マンションの建て替えをめぐって住人たちで揉めている!
・築40年の実家マンションには管理組合がない!
……etc.
住まいのお悩みにまつわる基本のキのQ&Aを収録
こんなお悩みを抱えていたのに誰にも相談できていなかったというかたは、ぜひ本書巻末の「住まいの問題 解決へのはじめの一歩Q&A30」をご覧になってみてくださいね。
専門家監修による住まいにまつわるお悩みへの回答を30パターン収録しました。
もちろん本編も大充実!
NHKスペシャルのスタッフによる渾身の取材です。
恐る恐るでも構いませんので、今後の日本社会を考えるうえでのぜひ読んでいただきたいヒントにあふれています。
川端康成のノーベル賞受賞講演を気取ったわけじゃありませんが、書名の“老いる″は、さて「日本」と「住まい」のどちらにかけて
みなさんに読んでいただけるのか、担当としては楽しみにしています。
(編集部T)