シベリア鉄道の車窓から。旅のお供は腐れ縁の相棒とサントリー角瓶
2019年1月、極寒のシベリアに向かった男が二人。一人は『桶川ストーカー殺人事件 遺言』や文庫Xでも話題となった『殺人犯はそこにいる 隠蔽された北関東連続幼女誘拐殺人事件』で知られるジャーナリスト清水潔。もう一人は北京支局長などを歴任した元テレビマン、現在小説家として『消された文書』『潔白』といった社会派作品を世に送り出す青木俊である。
二人の馴れ初めについては、清水潔の最新刊『鉄路の果てに』をお読みいただくことにして、ここでは旅の写真を紹介したい(1点以外は清水潔による撮影)。
韓国ソウルまでは空路で、そこから38度線の国境まで移動。北朝鮮を遠望し、再びソウルからハルビンに飛ぶ。ハルビンでシベリア鉄道に乗り込みバイカル湖畔まで。かつて清水潔の父親が戦争で経験した道のりを、75年経った今、辿ってみようという旅である(経緯についてはこちらをお読みください)。
外に出掛けにくい今、写真で巡る韓国・中国・ロシアの旅をお楽しみあれ。
韓国38度線から北朝鮮を遠望する
中国ハルビンの氷まつり
日本軍が破壊した731部隊の跡
ハルビン駅からシベリアへ向かう
列車は朝方、小さな駅で停車
中国国内を行く食堂車にて。右から清水潔と青木俊
注文してない卵とトマトの炒めもの。見た目より美味
車内販売を物色
変わり映えしない景色も時に美しい光に包まれる
国境を越えてロシアへ
窓の外はどこまでも広がる原野
中露国境で新たに連結された食堂車はヨーロッパ調
こちらが2泊3日を過ごしたボストーク号です
シベリアのパリとも呼ばれるイルクーツク
ロシアの餃子、ペリメニ
氷結したバイカル湖
鉄路の果てに見た夕日
父親が遺した地図を辿る旅
詳しい内容はこちらまで。