マガジンハウス書籍編集部
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『深夜、生命線をそっと足す』を病理医ヤンデル先生はどう読んだか
私ことDr.ヤンデルが読み終わったばかりの本の感想を10分くらいで話すTwitter Spacesでございます。
本日私が読み終わったのはこちら、作家の燃え殻さんとAV監督の二村ヒトシさんがずっと深夜にラジオ(AuDee配信)をやられていたんですね。「夜のまたたび」という番組。実は今から数時間前、今日の0時(12月14日0時)に最終回が更新されました。
「夜のまたたび」、これがすごいいい番組な
やるせなくて、ちょっとエッチで、絶対的に肯定される世界がここにあるー『深夜、生命線をそっと足す』(燃え殻/二村ヒトシ)
真っ昼間、運命線をメチャクチャに足す占い師として手相を見るようになるずっとずっと前のこと、書店で「欲しい手相は描けばいい」的な内容の本を見つけたことがある。代理店でのプレゼンを直後に控え、徹夜でぼうっとした頭が一瞬で冴えわたった。金色のペンで理想の手相を描けば、運命が変わるのだという。これだと思った。当時の私は骨の髄まで疲労が染み渡っていた。毎日明け方まで働いても終わらない仕事、ままならない恋。こ
もっとみる「私なんかが」は呪文のように自分からやる気も可能性も奪っていく。ジェーン・スー『おつかれ、今日の私。』試し読みを公開します
友達の桜林直子さん(以下、サクちゃん)が『諦めの呪いを、許可でとく話』というnoteを書いて、それを読んだ私は「なるほどなあ」と深く頷いた。
サクちゃんは長年、目標を立てない生き方をしてきたらしい。常により良い選択をしてきたけれど、そもそもの選択肢は「知っている中だけ」で選んできた。目の前の問題を都度クリアして、良いと思ったほうを選んで生きてきて、それだけでもすごいいわと